代表インタビュー

2021年8月に仕事を楽しむためのWEBマガジン『B-plus(ビープラス)』に掲載された当社代表 田端のインタビューです。
自動車メンテナンス業や空手教室について熱く語っています!

畑山 大阪市東成区で、自動車メンテナンス業を手がけている株式会社タバタさんにお邪魔しています。さっそく、詳しい業容についてお聞かせください。

田端 車検や板金、塗装など、車のメンテナンスに幅広く対応しています。特に弊社ではトラックのメンテナンスを中心に行っているんですよ。

畑山 トラックだと、どのような依頼が多いのでしょうか?

田端 多いのはフロントガラスの交換やリペアでしょうか。というのも、一般の乗用車のフロントガラスは斜めになっているのに対し、トラックのフロントガラスは垂直に配置されているため、走行中に跳ねた小石などがガラスに当たり、ひび割れが発生しやすいんですよ。
通常であれば、破損したフロントガラスは交換することになります。ただ、小さなひび割れであればリペアで対応可能なので、交換よりもコストを抑えることができるんですよ。

畑山 へえ、それは知りませんでした! ところで御社は、出張メンテナンスにも力を入れているとうかがいましたよ。

田端 ええ。主に運送会社様などお客様のもとへ直接おうかがいし、その場でトラックのオイルやバッテリー交換、フロントガラス交換、リペア、車両の点検などを行っています。通常、運送会社様のトラックをメンテナンスする場合は、ドライバーさんが運転して整備工場に行き、そこでメンテナンスを行います。
しかし、その作業が終わるのを待っている間もドライバーさんは業務中ということになるので、法律で定められた休憩時間を取りづらくなってしまいます。運送会社様としても時間や人員を割かれるため効率も良くありません。一方、出張メンテナンスであれば、会社側やドライバーさんの負担も軽減できますので、弊社の出張メンテナンスはとても喜んでいただけます。

畑山 なるほど。ドライバーさんと運送会社さん、双方にとってメリットがあるんですね。出張メンテナンスというと、対応する御社のスタッフさんはお客さんのもとへ直接向かうわけなので、技術以上にコミュニケーション力も求められそうです。

田端 その通りです。メンテナンスの技術もさることながら、お客様とのコミュニケーションには特に気を付けるよう、社内で共有しています。弊社はおかげさまで素直で良いスタッフに恵まれ、どこへでも自信を持って送り出せる人材ばかりであると自負しておりますよ。

車両メンテナンスと空手指導で社会に貢献!

畑山 車両メンテナンスの技術だけでなく人間力も備わったスタッフさんばかりとは、素晴らしいなあ。そういえば田端社長は、長年空手に取り組まれているそうですね。空手を通じた、青少年育成活動も行っているとか。

田端 そうなんです。私が独立する前に勤務していた自動車ガラス修理会社の社長が空手をなさっており、そのご縁で私も22歳の時から空手を習い始め、かれこれ20年以上続けているんですよ。青少年育成の一環として十数年ほど前から前団体で教えており、今年2021年4月から、空手道部「みらい」を弊社に立ち上げました。4歳から78歳まで総勢25名の練習生と共に汗を流しています。現在は東成区東中本と西区新町の2ヶ所で活動していますよ。

畑山 20年以上も空手を続けていらっしゃるとは驚きました! それに、非常に幅広い年齢層の練習生さんがいらっしゃるんですね。特に子どもたちの指導において心がけていることは何でしょう?

田端 実は、私の長男が障がいを持っていることもあり、同じような問題を抱えている子どもたちにも空手を通じて、「自分で考える力・自分で身を守る力」を身に付けてもらいたいと思っています。なので、一方的な指導にならないよう気を付けていますね。

畑山 確かにスポーツは体力を養うだけでなく、主体性を育み責任感を持たせてくれるものですからね。

田端 子どもたちの中には、空手を始めた当初は本当に内気だったのに、今ではみんなを引っ張るキャプテンとして活躍している子もいるんですよ。空手によって心身を鍛える中で、周囲を慮る気持ちや、人を思いやる心を子どもたちに学んでもらえるよう心がけているので、そういう成長が垣間見えると、心からやりがいを感じますね。

 畑山 私もボクシングを通じ、心身を鍛えて自分に自信が付けば心に余裕が生まれ、自然と人に優しくなれるのだと学びました。心も体も本当の意味で強い人こそ、人を思いやることができる人なのだと思いますよ。自動車メンテナンスの仕事も空手指導も、今後も多くの方に喜んでもらえるような取り組みを期待しています。ぜひ頑張ってください!